暑い夏には爽やかな味わいを求めてしまいます。そんなとき果物のジューシーさは最高の癒しですね。そこで今回は夏にぴったりな国産フルーツの魅力を紹介し、どうやって楽しむかについても提案していきます。これを読んで、あなたも今年の夏をフルーツで涼しく、美味しく過ごしましょう!
旬を知ることが美味しさへの近道
旬の果物は栄養価が高く、美味しさも格別です。また旬というのは果物が本来実をつける時期です。実がつきやすいということは収穫できる量も増える、つまり価格も安くなります。安くて美味しいって最高ですよね!旬を知るということはとってもお得なんです。野菜ソムリエプロとして、夏の果物の美味しさと魅力をたっぷりお伝えします。
スイカ(7~8月)
夏の風物詩といえばスイカ!大きな果実を割ると、鮮やかな赤色が目に飛び込んできます。ジューシーで甘いスイカは、暑い日の水分補給にも最適。シャリシャリとした食感と、口いっぱいに広がる爽やかな甘さが魅力です。糖度も大事ですが、シャリ感も重要です。あまり熟しすぎているのは避けたほうがよいでしょう。ちなみに糖度は11度以上であれば買いです。
ぶどう(7~9月)
夏から秋にかけて楽しめるのがぶどう。特に夏はシャインマスカットやデラウェアなどの品種が出回ります。甘味と酸味のバランスが絶妙で、一粒一粒が宝石のように輝きます。冷やして食べると、その美味しさがさらに際立ち、ついつい食べ過ぎてしまいます。茎が緑色だと鮮度がいい証です。旬が過ぎ終わりに差し掛かると色が薄くなりがちです。そうなる前の美味しい時期に食べておくことをおすすめします。
桃(7~8月)
柔らかい果肉と芳醇な香りが魅力の桃は、まさに夏のご褒美。ジューシーで口当たりが良く、甘くて爽やかな味わいが楽しめます。そのまま食べるのも良いですが、冷やしてシャーベットにしたり、ヨーグルトと一緒にいただくのもおすすめです。やわらかい果物なので触ると指のあとがつきやすいです。そうなるとそこからすぐ傷んで黒く変色します。買うときは他の人が触った跡がないものがおすすめです。
梨(7~9月)
シャキシャキとした食感が特徴の梨は、暑い夏にぴったりの果物です。水分が豊富で、甘みも程よく、何個でも食べられてしまいます。そのまま食べるのはもちろん、サラダに入れると爽やかなアクセントになりますよ。人気の品種はなんといっても幸水(7~8月)。酸味が少なく人気です。通が好むのが豊水。ちょっと酸味がありますが暑い時期にさっぱりします。梨の終わりの時期に出てくる南水は糖度がとても高く味が濃くてこちらも人気の品種です。食べ比べして推し品種を見つけましょう。
さくらんぼ(6~7月初)
小さな宝石のようなさくらんぼは、見た目も可愛らしく、味も絶品。特に国産のさくらんぼは甘みが強く、酸味が少ないので食べやすいです。おやつとしてそのまま食べるのはもちろん、スイーツのトッピングにも最適です。一番人気は佐藤錦。最近は紅秀峰なんかも人気です。見極めのポイントは大きさ。粒が大きいものを見つけたら買いです。またとても傷みやすいので買うときはしっかり選んでください。旬が短いのもプレミア感があっていいですね!
マンゴー(5~8月)
南国の果物のイメージが強いマンゴーですが、実は国産のものも夏に美味しくなります。とろけるような果肉と濃厚な甘さが特徴で、一度食べたら病みつきになること間違いなし。国産マンゴーといったら宮崎県産の何千円もする高級なイメージがありますが、他の県産の小さめのものが特売で売られるときがあります。安いものを見つけたときは買いです!
メロン(5~7月)
夏の果物の王様とも言えるメロン。香り高くジューシーで、まさに贅沢な一品です。アンデスメロンが有名ですが最近はいろんなメロンがあり、品種ごとに味が違います。食べ比べしてお気に入りを探すのも楽しいです。冷やして食べると、暑い夏の日にぴったりのデザートになります。
夏が旬の国産果物7選、いかがでしたか?どの果物も、それぞれの個性と魅力を持っています。この夏はぜひ、旬の果物をたっぷりと楽しんでみてください。美味しい果物がもたらす幸せな時間が、あなたの夏をより一層素晴らしいものにしてくれることでしょう。
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